月と薬草の暦

海の満ち潮と引き潮の話を、まじないのページでしました。陸の上でも海のように、月の影響は大変大きいです。

満月や新月が近くなると、眠くなったり、調子が崩れる人もいるように、月は地球の生物に影響を与えています。

植物も月の影響により成長が変化しやすいもので、種まきの時期や収穫の時期も月と共に行う事で特別なものになります。

今日の月

計算中

月齢 |月は にあります

※お使いの端末の日時で計算しています。境目の時間帯では前後することがあります。

スポンサーリンク

新月のころ

新月は種まきの時期です。新月に撒いた種は良く育つと伝えられています。

新しく願いを込めて撒く種は、育つにつれ、パートナーとして側にひっそりと寄り添っています。

新月の力は強いので、ボイドタイムには気を付けて種まきをしましょう。ボイドタイムは新月期間すべてを覆うことは無いので、ボイドが重なる時間を抜けて、数時間後から2日以内に種まきをすると新月の気配に間に合います。

新月 花や、一年生の植物、地上に実を結ぶ作物、外側に種をつけるものを植える

満ちゆく月

新月から上弦をすぎ、満月の前までに行う事は沢山あります。

種から芽が出て、上弦あたり、このあたりまではデリケートなので、乾燥させないように、水を与えすぎないようにするのがコツです。

苗を購入するならこの時期です。

まじないに使う薬草は出来るだけ自分自身に近い場所で育てるのが良いとはされますが、ハーブは地植えが良く育ちます。寝室から離れた場所の畑なら、薬草畑で毎日植物に声をかけて、愛情を持って育てる必要があります。

上弦の月 内側に種をつけ、地上に実を結ぶ作物を植える

満月のころ

満たされた月の日には、作物への祈りを行うのが良いです。

満月 根菜、球根、多年生の植物を植える

欠けゆく月

収穫が未だの場合は、手入れを行ったり、畑や花壇に不必要なものなどをチェックするには良い時期です。

処分するもの、しまうものなど、購入予定であれば新月を過ぎる頃に向けてメモを。

植物の枝の剪定は本来は冬の期間に行うのがよいのですが、間引き・芽引きや、作物などが実りすぎないように剪定を行うには良い時期です。

食べる為の作物でしたら、美味しく実った時が収穫の時期です。ハーブもお料理につかうのであれば、美味しそうな葉をしている部分を選び、お料理に必要な時に収穫するのが良いでしょう。

下弦の月 下弦から新月に向けては何も植えない

月星座と薬草

【月の庭造り】というのがあります。星座のサインと月相を利用し、自分用にハーブを育て、収穫するのです。

星座のサインとは、月がいる星座のこと

ここでいう星座のサインは、生まれ星座(太陽の星座)や、暦の上の「今は蟹座の季節」といった区切りのことではありません。今この時、月がどの星座にいるかを指します。

「乙女座の新月」「獅子座の満月」といった言い方の、あの星座の名前がどう決まるのかは、「乙女座の新月」の乙女座とはで図とともに説明しています。獅子座の満月が真夏ではなく真冬に灯る理由も、そちらに。

月は2日から3日ほどで次の星座へ移ってゆき、およそひと月で12星座をひとめぐりします。ですから、種まきに良いサインも、草取りに良いサインも、ひと月のうちに何度もめぐってくることになります。

今日、月がどの星座にいるかは、このページの上のパネルに出ています。先の日取りを調べるときは、月星座カレンダーをご覧ください。

月相と月星座は、重ねて読む

月相と月星座は、それぞれ別のことを教えてくれます。

月相いつ、何をするか。種まきの時期か、収穫の時期か、片づけの時期か
月星座その日の質。何を植えるのに向くか、どの作業に向くか

この二つを重ねて読むのが、月の庭造りの基本です。たとえば「獅子座の新月」であれば、新月は種まきの時期ですが、獅子座は不結実のサインですから、種を撒くよりも、土を起こしたり雑草を取るのに向く日、と読みます。

古い農事の暦では、獅子座の月に根から抜いた雑草は生えてこないと伝えられてきました。不結実のサインは、育てない時期ではなく、育てないことをする時期なのです。

月がどの星座にあるかによって、実りをもたらすサインと、そうでないサインがあると、古くから農事の暦に伝えられてきました。

◇ 結実のサイン

蟹座葉を使うものを植える。地上に実をつけるものを植える
蠍座成長を促進する為に間引きをおこなう
魚座根を使うものを植える
牡牛座根菜を植える
山羊座球根、根、茎が強く育つように間引きをおこなう
天秤座花と蔓植物を植える

◆ 不結実のサイン

獅子座雑草・有害生物を駆除する。土を起こす、耕す
双子座ハーブ、根菜の収穫
乙女座鍬入れ、耕起、雑草取り
射手座成長を止めるために剪定する
水瓶座作物、ハーブ、根の刈り入れ。耕作、雑草取り、有害生物を駆除する
牡羊座ハーブ、根の収穫と貯蔵。成長を抑えるために剪定する

月相と月星座の組み合わせ

二つを重ねると、その日にふさわしい薬草仕事が見えてきます。

結実のサインのとき
蟹・蠍・魚・牡牛・山羊・天秤
不結実のサインのとき
獅子・双子・乙女・射手・水瓶・牡羊
新月のころ 種まきの好機。花、一年生の植物、地上に実を結ぶものを 種まきは見送り、土を起こす。畑の支度をする
満ちゆく月 苗を植える好機。内側に種をつけ、地上に実を結ぶものを 植えるのは控え、雑草取りや害虫の始末を
満月のころ 根菜、球根、多年生の植物を植える。作物への祈りを 刈り入れ、収穫。ハーブを摘んで乾かす
欠けゆく月 間引き。成長を促すための手入れを 収穫と貯蔵。剪定、草取り、畑の片づけを

迷ったときは、大づかみにこう覚えておくと使いやすいでしょう。地上に実るものは、満ちる月と結実のサインに。根に実るものは、欠ける月と土のサイン(牡牛座・山羊座)に。そして不結実のサインの日は、育てるのではなく、整える日にあてます。

スポンサーリンク

※当ページの暦は伝承・民間の習わしに基づく読みものであり、科学的効果や結果を保証するものではありません。

参考文献:
アン・モウラ『グリーン・ウィッチ』
ならびに、欧米の農事暦に伝わる「星座による植えつけ(Planting by the Signs)」の伝承